【セルフチェックつき】その痛み、肩こりマッサージによる揉み返しかも!痛みの関係と和らげ方

重い肩こりに悩んで、すすめられたマッサージ。しかし、肩こりを解消するためにマッサージに行ったあと、「なんだか施術してもらった箇所が痛い…」と感じていませんか?

そのつらい症状、もしかしたらマッサージによる「揉み返し」かもしれません。実は、マッサージで揉まれているそのときは気持ち良いと感じても、後から痛みがくることがあるのです。

肩こりの痛みがつらくて施術してもらったのに、別の痛みが出てくるとつらいですよね。

 

ここからは、肩こりのマッサージによる揉み返しについて、主に

  • 揉み返しセルフチェック
  • 揉み返しとは
  • 今後揉み返しが起こらないようにする4つの方法

の3点に着目し、詳しくお話していきます。

 

この記事を読めば、今あなたが悩んでいるその痛みが本当に揉み返しなのかわかり、どう対処すればいいかということがきっと理解できることでしょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

 

1. まずはその痛みが揉み返しかどうかチェックしてみましょう

以下のチェックリストを確認し、あなたの痛みに当てはまるかチェックしてみてください。

肩こりの揉み返しチェックリスト

いかがですか?このような症状が3つ以下しか当てはまらない場合、揉み返しの可能性は低いかもしれません。

反対に、チェックが4つ以上当てはまった方は、揉み返しが起きている可能性があります。

揉み返しは人によって症状も様々ですが、もしこれらの症状が起きてしまっているのなら、早めに対策を打つ必要があるでしょう。めまいやだるさが続けば日常生活にも支障が出てしまいます。

次の章では具体的に揉み返しとはどのような状態を指すのか、お話していきます。

 

 

2. 肩こりの揉み返しは筋肉の損傷!

揉み返しの可能性があるあなた。言葉を聞いたことはあるけれど、実際にどのような状態のことをいうのかわからない方も多いのではないでしょうか。

まずは、揉み返しとは具体的にどのようなものなのかご説明します。

 

2-1. 揉み返しとは痛みや倦怠感の症状

揉み返しとは、マッサージなどを強い力で、または長時間受けることでだるさや痛みを感じる症状のこと。直接的な痛みだけでなく、全身のだるさや頭痛、めまいを伴うこともあります。

症状が出始めるのは翌日以降が多いですが早い人で数時間後に出る人もいるようです。

もしかして揉み返しかも?と思ったら、早めに対策をする必要があります。揉み返しを和らげる対策については3章で詳しくお話するので、ぜひ確認してみてください。

(参照:https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/repository/metadata/4190/GKH024504.pdf

 

2-2. 揉み返しはマッサージの強さが原因

では、揉み返しはなぜ起こるのでしょうか?

それは、マッサージ施術の力が強かったため、と推測できます。なぜなら、細い筋肉の繊維が集まっている状態の筋肉に強すぎる刺激を与えてしまうと繊維が切れてしまうからです。

揉み返しの主な症状である「痛み」は、筋膜や筋肉の繊維が損傷し、炎症が起きている状態ツボとは違う場所を押したり、強すぎる力で押すことで起こるのです。

マッサージ中、「少し痛いな」と感じても、我慢していませんか?「効いている痛みだろう」とそのまま施術を受けていると、後から揉み返しの痛みが発生する場合があります。

 

2-3. 「好転反応」とは違う

身体がだるくなったり、眠気や頭痛を感じるという「好転反応」はよく「身体が回復しているサイン」とされ、揉み返しを「好転反応だから大丈夫」と言うマッサージ師もいます。

しかし、厚生労働省「健康食品情報の冷静な受け止め方」というハンドブックの中で「好転反応に科学的根拠はない」と断言しています。(参照:https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/dl/kenkou_shokuhin06.pdf悪徳商法の定番フレーズで使われるケースもあるのです。

もちろん様子を見る必要はありますが、痛みが続くようなら次の3章でご説明する方法をすみやかに行ったほうがよいでしょう。

 

 

3. 揉み返しの痛みを和らげる3つの方法

揉み返しの症状についてお話してきました。この章では、揉み返しだと感じている痛みを、どのように和らげればよいのかご紹介します。

  • 冷やす
  • 安静にする
  • 医師に相談する

この3点をはやめに行うことが大切です。放置していても治る可能性はありますが、対策をするほうが断然回復までの時間が異なります。これらを参考にできるだけ痛みを緩和していきましょう。

 

3-1. 冷湿布を貼る

肩の揉み返しの痛みを抑えるのに一番簡単な方法は、冷たい湿布を貼ることです。炎症部分を冷やすことで、内出血や腫れをおさえ、細胞が修復するのを助けることができます。参照:http://www.mii.kurume-u.ac.jp/kenspo/kenkounews/news/43.pdf

冷湿布がすぐ手元にない場合は、袋に冷たい氷水を入れて氷嚢を作り、タオルに包んで当てるか、保冷剤を使うことでも代用できます。その場合、患部にあてる時間は10~15分程度がよいでしょう。あまり長く当てすぎると凍傷になるおそれがありますので注意してください。

ちなみに、温かい湿布はかぶれてしまったり、血行が促進されてさらに炎症が悪化してしまう可能性がありますのでおすすめできません。

 

3-2. 安静にする

肩に痛みを感じるときは、激しい運動をせず安静にするほうがよいでしょう。また、痛むからといってそこをマッサージするのも逆効果です。なぜなら、患部に力を加えたり激しい運動をすることで血流がよくなって、炎症が治まりにくくなってしまうからです。

まずは揉み返しの症状を落ち着かせましょう

 

3-3. 施術を受けた施設や、医師(整形外科)に相談する

まずは痛みが出ているということを、施術を受けた施設に伝えましょう。相談すれば、施設によっては適切な行動の指示や返金などの対応をしてくれるかもしれません。

また、しばらく安静にしていても痛みがましにならない場合は、なるべくはやく医師に相談しましょう。整形外科に行ってきちんと医師の診断を受け、指示を仰ぐことが大切です。

 

 

 

4. 【施術前~施術後まで】今後揉み返しにならないために気をつけるべき4つのこと

揉み返しになった場合の対策についてご紹介してきました。

ここからは、肩こりに悩む皆さんが今後マッサージなどの施術を受ける前から施術中、施術後に気をつけるべき4つのポイントについてご紹介していきます。

 

4-1. 【施術前】資格を持つ人がいる整形外科、または接骨院で肩こりを治療してもらう

巷には整体やカイロプラティック、リラクゼーションサロンなど様々なマッサージ屋があります。それらの違いをあまりご存じでない方もいらっしゃるかもしれません。日本では主にマッサージ施術をする施設は2種類に分けられます。

マッサージの違い

一つは、国家資格の必要「あん摩マッサージ指圧」と、「柔道整復」

もう一つは「整体」や、「カイロプラティック」、「リラクゼーションマッサージ」です。これらは民間資格なので、厳しい国家試験を受ける必要なく施術をすることができます。

マッサージ専門店よりも、柔道整復師が居る整骨院や接骨院を探して行くのもおすすめです。知識や経験に基づく施術をしてくれるほうが安心ですよね。事前にインターネットで検索し、

  • あん摩マッサージ指圧や柔道整復などの有資格者がいるか
  • 大学や専門学校で知識を学んだ人がいるか
  • 今まで店舗で経験を積んできた人か

などに着目して調べ、施術してもらう場所を決めましょう。

(参照:http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/shikaku/anmamassa-jisiatuharikyuujyuudou.html

 

4-2. 【施術中】痛みを感じるときは、「弱めにしてほしい」と頼む

基本的にマッサージ施術の力加減は調節しながら行うものですが、念の為気になる方は「弱めでお願いします」と頼むのも一つの手でしょう。

先ほど、マッサージを強くしすぎてしまうことで筋肉の損傷が起き揉み返しになるとご説明しましたが、以前揉み返しが起こった店舗に行くときなど事前に希望を伝えておくことで揉み返しの防止になります。現在の体調や、施術の希望をきちんと伝えましょう。

施術中も痛みや不安、不快感を感じたら我慢せずに、遠慮なく施術者にその旨を伝えることが大切です。

 

4-3. 【施術中】施術者に質問する

適度なマッサージを行っているかを見極める方法として、疑問に思った点を施術者に聞くこともおすすめの方法の一つです。知識や経験に基づきしっかりと施術している方ならきちんと答えられるはずだからです。

「今押しているのはどのようなツボで、どう効果があるのか」など、疑問に思った点や不安な点は質問してみましょう。

 

4-4. 【施術後】揉み返しになった場合すぐに運営者に報告し、医師に相談する

肩に痛みや異常を感じた際はすぐに施術を受けたところへ報告し、医師に相談しましょう。

「身体が回復しているサインの『好転反応』だから」などと言われてそのままにしたり、そのまま継続して 施術を受けたりすると、症状が悪化する場合があります。施術を一旦中止し、医師に相談しましょう。

(参照:https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/consumer_safety_release_170526_0002.pdf

 

 

5. まとめ

肩こりを解消するためにせっかく気持ち良いはずの施術を受けたのに、逆に違う痛みが発生してしまうとつらいですよね。

チェックリストを確認し、「この痛みは揉み返しかも?」と思ったら

  • 冷湿布を貼る
  • 安静にする
  • 施術を受けた施設や、医師(整形外科)に相談する

の3点を試してみてください。

 

また、今後そのような揉み返しの痛みに悩まないためには、

  • 資格を持つ人がいる整形外科、または接骨院で肩こりを治療してもらう
  • 「弱めにしてほしい」と頼む
  • 施術者に疑問点を質問する
  • 揉み返しだと感じた場合、場合すぐに運営者に報告し、医師に相談する

といった点に気をつけた上で行動してください。あらかじめ知識を持っていることで揉み返しは予防できる可能性があります。

この記事を参考に、肩こりの揉み返しの痛みが解消するようこれらの方法を取り入れてみてくださいね。

 

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